【新唐人2013年6月6日付ニュース】世界中で人気の巨大アヒル“ラバーダック”が5月2日、香港に到着して以来、話題が絶えません。5月15日に突然しぼんだことでさらに話題を呼びましたが、21日には再び元気な姿を取り戻しました。しかし、最近、中国でニセモノダックが現れているもようです。
この巨大なアヒルのオブジェは、オランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマンさんが制作したもので、高さは16m。大阪やシドニーなど世界中をめぐって、5月2日、香港のビクトリア湾に到着し、市民を楽しませています。ラバーダック目当てに、すでに、100万人以上が訪れています。
しかし、ラバーダックの運命は順風満帆ではありませんでした。香港デビューから13日後、突然しぼんでしまい、無惨な姿をさらして香港市民を慌てさせました。ネット上にはさらに、“鳥インフルがひどいからな”というコメントまで登場し、大きなニュースとなりました。21日、元気な姿となって再びお披露目されました。
中国人観光客
「とても有名です。この前は鶏インフルだったから、アヒルもダウンしたのね」
人気絶頂のラバーダックですが、今、ニセモノダックの脅威に晒されています。中国最大のショッピングサイト淘宝網ではすでに、“ラバーダックにそっくりなアヒル”が販売され始め、価格は2800元から15万元と様々です。
しかし、やはり本家本元のラバーダックのほうが、人気があるようです。
中国人観光客
「楽しいです」
「香港はとてもきれいで、美しいです」
中国人観光客
「海賊版は拒否します」
「私もです。ニセモノは好きではありません」
「やはり直に見た方がいいですね」
中国人観光客
「大陸の方は何から何まで、模倣が好きで、本来の趣旨からはずれ、商品になっていますが、元の設計者は感情を表すためです」
生き返ったラバーダックの人気は依然として減る事を知りません。毎日大量の観光客を引きつけています。6月9日まで展示されます。
新唐人テレビがお伝えしました
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/05/30/atext906159.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/蒋)